シオミツタマ・シオヒルタマ (「古事記」より)
300x300mm (C)2010 RURI-BYAKU
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おとぎ話で有名な海幸彦・山幸彦は、
ニニギノミコトとコノハナノサクヤヒメの息子神の
ホオリノミコト、ホスセリノミコトの物語です。
兄のいじめにあったヤマサチは、
潮を操るシオミツタマ、シオヒルタマ(潮満珠・潮干珠)を
ワダツミの神から賜り、ウミサチを配下にします。
単なる兄弟喧嘩の話のように見えるその裏には、
海の民を配下にする部族の歴史の反映があるとも言われています。
宮崎の鹿野田神社のご神体は潮満珠・潮干珠だそうです。
おとぎ話と現実が入り混じった古事記の世界。
紐解いていくと、奥はとても深いです。